タリバーン共同創設者のバラダル幹部、20年ぶりにアフガン帰国

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アフガン人ら、国外退避を切望 「脅威にさらされている」

(CNN) イスラム主義勢力タリバーンの共同創設者のバラダル幹部が17日、アフガニスタンに到着した。タリバーンの政治部門の広報担当が明らかにした。バラダル幹部がアフガニスタンに帰国するのは20年ぶり。バラダル幹部は11年前、隣国のパキスタンで同国の治安部隊によって逮捕されていた。

バラダル幹部はタリバーンが最後に権力を握っていた時代の有力者。バラダル幹部の帰国は、新政府の本質が当時と酷似したものになるのではないかとの懸念を引き起こしている。

アフガニスタン全土で、人々は、どのような政権下で暮らすことになるのか、そして、過去20年間の米国が支援した政府を支持した人たちがどのような報復を受けることになるのかが明らかになるのを見守っている。

タリバーン当局者は17日、テレビを通じた発表や声明、記者会見を通じ、そうした報復は選択肢にないとの見方を示した。

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