タリバン、女性に出勤控えるよう指示 兵士が女性尊重の「訓練受けていない」と説明
1996~2001年の前回のタリバン政権では女性の就業が禁止された。女性は外出時に同行者が必要とされ、全身を覆うことも求められた。
タリバンは今回はもっと穏健になると主張するが、その指導層は女性の権利が剥奪(はくだつ)されないとの保証をしていない。
24日には有名なロボット工学チームの女性5人が、人道ビザ(査証)の発給を受けてメキシコに到着した。
タリバンが勢力を回復する中で、女性は社会からの孤立化が進み、嫌がらせや攻撃の対象になってきている。今年3月には3人の女性ジャーナリストが殺害された。ロイター通信によれば、7月には南部カンダハルの銀行のオフィスに侵入した武装勢力が9人の女性行員に職場を去るように命じている。