気候変動の個人的な影響に懸念増大、日本だけ大幅減少 先進国意識調査
米国、カナダ、フランス、ニュージーランド、オーストラリアも急激な地球温暖化に対する認識の世代間ギャップが大きかった。一方、ギリシャと韓国では、65歳以上の層の方が若い世代よりも強い懸念を示した。
気候変動の影響については女性の方が男性よりも個人的な影響に対する懸念が大きい傾向があった。例えばドイツで懸念があると答えた女性は82%、男性は69%だった。
化石燃料に大きく依存する米国の気候危機対策については批判的な見方が強かった。米国が「ある程度よくやっている」という回答は中間値で33%、「非常によくやっている」はわずか3%だった。
中国の気候変動対策については78%が「非常に悪い」と回答した。この調査の約1カ月後、河南省で豪雨による洪水のために数百人が死亡している。