モスクワ、来週から再びロックダウン ロシア国内のコロナ死者増加
モスクワ(CNN) ロシア首都モスクワのソビャニン市長は22日までに、新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるため、来週からロックダウン(都市封鎖)を導入すると明らかにした。ロシアではコロナ禍が最悪の局面を迎えている。
ソビャニン氏はブログで「今後数日でわれわれのコロナ症例数は過去最悪ピークに達する」と述べ、10月28日から11月7日まで厳格な行動制限を課す方針を発表した。
この間、モスクワ市では一部の例外を除き、全ての企業や組織が活動を停止する必要があるという。
モスクワ市は今週、60歳超のワクチン未接種者全員と慢性疾患を患っているワクチン未接種者に対して、来年2月下旬まで4カ月間の自宅待機を指示していた。
ロシアのコロナ危機が深刻化するなか、当局者の間では、同国が厳しい冬を迎えることになると率直に認める声が出始めている。