弾薬工場で爆発、17人死亡 刑事捜査開始 ロシア
モスクワ(CNN) ロシアの国営タス通信は22日、西部リャザニ州にある弾薬処理工場で同日、爆発が発生し、少なくとも17人が死亡したと報じた。
同国の連邦捜査委員会は刑事捜査に踏み切ったと発表。声明で、危険な物質製造に見合う安全基準を順守していたのかや出火原因などを調べるとした。
ロイター通信によると、爆発でレンガ造りの工場が崩壊した際、勤務当番の従業員全員が現場にいたと伝えた。
ロシア緊急事態省は、火災は工場の火薬部門の1カ所で起きたとの見方を示した。
ソーシャルメディア上には爆発が起きた瞬間とされる映像が流れ、黄色の火の玉が工場から上空に飛び散る様子などが収められていた。
リャザニ州は首都モスクワから南東部に位置している。