島全体を覆う火山灰、住宅壊滅の離島も 被害状況確認できず トンガ噴火
専門家によると、15日に起きたフンガトンガ・フンガハーパイ海底火山の噴火は、1991年に起きたフィリピンのピナツボ火山噴火以来、最大の規模だった。
この噴火によって発生した高さ15メートルの津波が、本島トンガタプ島の西海岸を襲った。
首相府によると、マンゴ島では住宅が全滅し、フォノイフア島で残った住宅は2棟のみ。ノムカ島では壊滅的な被害が出ている。
トンガ・ノムカ島の空中写真=17日/New Zealand Defense Force/Getty Images
マンゴ、フォノイフア、ノムカの3島では被害の大きさを踏まえて救援活動を強化し、離島からの避難も始まった。
空の便は国内便、国際便とも運航を見合わせている。