マリウポリで約1300人の市民死亡、ロシア侵攻以降 市当局者
(CNN) ロシア軍に包囲されるウクライナ南部の港湾都市マリウポリの市当局者2人は、ロシアの侵攻開始以降、市民約1300人が死亡したと述べた。
マリウポリは侵攻から間もなく攻撃を受け始め、この1週間近くは包囲された状況が続いている。
アンドリュシチェンコ市長顧問はウクライナの通信社UNIANに「暫定値だが1300人のマリウポリの住民がロシア連邦による封鎖ジェノサイド(集団殺害)の間に死亡した」と語った。
オルロフ副市長は9日早く、攻撃の犠牲者が8日までに少なくとも1207人に上ったと確認したと述べた。CNNに対し「実際にどれほどの死者がいるのか計算できておらず、3~4倍多いかもしれない。爆撃や砲撃で路上で何人死んだか数えることさえできない」と語った。