フィンランドとスウェーデン、NATO加盟申請書を18日に提出

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フィンランドのニーニスト大統領(左)とスウェーデンのアンデション首相/Michael Campanella/Getty Images

フィンランドのニーニスト大統領(左)とスウェーデンのアンデション首相/Michael Campanella/Getty Images

(CNN) スウェーデンのアンデション首相は17日、隣国フィンランドのニーニスト大統領との共同記者会見で、両国が18日に北大西洋条約機構(NATO)の加盟申請書を提出すると発表した。

ニーニスト氏は「民主主義の勝利だ」と語り、17日のフィンランド議会でNATO加盟申請が圧倒的多数で可決され、国民の間でも支持されている点に言及した。

アンデション氏は「スウェーデンはNATOの中でトルコと協力していきたい」とも語った。

トルコのエルドアン大統領は16日、トルコへの「制裁」を理由に両国のNATO加盟を承認しないと述べ、両国がクルド人の「テロ組織」に居場所を与えていると非難した。

アンデション氏は「トルコと2国間協議を開きたい」と発言。ニーニスト氏はトルコとの協議に「楽観的」で、対話を通じて「問題が解決されるだろう」と述べた。

ニーニスト氏にとってエルドアン氏の反対は「非常に驚き」で、4月初旬の段階では同氏の支持が「非常に明確だった」という。スウェーデン、フィンランドともトルコとの首脳間の電話協議を求めている。

ニーニスト、アンデション両氏は19日に米国のバイデン大統領の元を訪れる。

NATOの声明によると、ストルテンベルグNATO事務総長は18日にフィンランドとスウェーデンの大使と会談する。

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