ヘルソン州の親ロ派勢力、残った男性に防衛部隊参加の「機会」
(CNN) ウクライナ南部ヘルソン州の親ロシア派勢力は24日、ヘルソン市内に残っている男性に防衛部隊に参加する「機会」を提供すると明らかにした。
親ロシア派勢力はテレグラムへの投稿で、「ウクライナの民族主義者の行動によって治安に対する脅威が高まっているにもかかわらず、市内にとどまることを希望するすべての男性に対して、市の防衛部隊に参加する機会が設けられた」と述べた。
ロシアのプーチン大統領は先週、ロシアが併合を宣言したヘルソン州などウクライナの4つの州で戒厳令を導入した。
ロシアの法律では、戒厳令が発令された地域は領土防衛を維持するとされる。
ウクライナの情報機関によれば、ロシア政府はウクライナ軍の新たな攻撃からヘルソン市を防御するため新しい部隊を投入している。
ロシアはヘルソン市から行政サービスを撤収しており、住民の1人はCNNに対し、ロシアが指名したヘルソンの行政機関が市民に対して退避を命じたと述べた。