プーチン氏、ウクライナ併合2州の大学生動員を中止 ロシア国営通信
(CNN) ロシア大統領府のペスコフ報道官は13日、国営RIAノーボスチ通信に対し、ロシアが一方的に併合したウクライナ東部のドネツク、ルハンスク両州の大学生を対象としたロシア軍への動員令が取り消されたことを明らかにした。
ペスコフ氏によると、プーチン大統領がこうした学生の兵役を解除し、帰還を進めるように指示したという。
対象となったのは、ロシアが自称「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」を違法に併合する前に動員された学生となる。学生は帰国後に学業を続けるという。
ロシアは今月初めに部分的動員の完了を宣言。先月中には30万人の動員目標を達成したとしている。動員令は抗議運動や招集対象となる男性の国外脱出などの事態を招いていた。