ウクライナ人市民6500人超が死亡、ロシアの侵攻開始以降

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ロシアによる侵攻で亡くなった市民を埋葬する墓=4月18日、ウクライナ・イルピン/Metin Aktas/Anadolu Agency/Getty Images

ロシアによる侵攻で亡くなった市民を埋葬する墓=4月18日、ウクライナ・イルピン/Metin Aktas/Anadolu Agency/Getty Images

(CNN) 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)によると、ロシアが2月にウクライナに侵攻して以来、少なくとも6595人のウクライナ市民が死亡し、1万189人が負傷した。

21日に発表された統計によると、死亡者の内訳は子ども415人、男性2575人、女性1767人、性別が特定されていない成人1838人。

犠牲者の多くはウクライナ東部に位置するドンバス地方のドネツク州とルハンスク州に集中している。同地方は戦争の中心地で、ここ数カ月で最も激しい戦闘が行われている。

OHCHRの報告書によると、ドネツク、ルハンスク州で市民3939人が死亡し、5338人が負傷した。ここにはロシアが支配する地域の449人も含まれる。

マリウポリ、イジューム、リシチャンスク、ポパスナ、セベロドネツクなどの都市を含む戦闘が激化している地域では情報が欠如していたり把握が遅れているため、実際の数字は「かなり多い」とOHCHRはみている。

死傷者の大半は重砲による砲撃、多連装ロケットシステム、ミサイル、空爆など、広範にわたって影響を及ぼす爆発性兵器の犠牲となったという。

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