ロシア軍、極超音速ミサイルを2発発射 ウクライナ空軍

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ロシアのミサイル攻撃で被害を受けた首都キーウ(キエフ)郊外の様子/Roman Pilipey/Getty Images

ロシアのミサイル攻撃で被害を受けた首都キーウ(キエフ)郊外の様子/Roman Pilipey/Getty Images

(CNN) ウクライナ空軍の報道官は27日、ロシア軍が前日に全土で仕掛けたミサイル攻撃などに触れ、うち2発は極超音速ミサイル「キンジャル」だったことを明らかにした。

その上でイフナト報道官は記者会見で、西側諸国に対しこの種のミサイルの撃墜が可能な最先端の防空兵器を供与するよう訴えた。地対空ミサイル「パトリオット」やミサイル防衛システム「SAMP/T」を必要としていると主張した。

米国はウクライナへパトリオットの提供を表明。ただ、実戦投入はまだで、ウクライナ兵の操作訓練が米国内で今月始まった段階にある。

SAMP/Tは主に欧州内で導入されている。フランスとイタリアは同兵器をウクライナへ引き渡す合意を最終調整しており、今後数週間内にまとまると予想されている。

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