要衝バフムート近郊の集落を掌握、ロシア民間軍事会社が主張
(CNN) ロシアの民間軍事会社「ワグネル」は、同社の傭兵(ようへい)が、ロシア軍とウクライナ軍の間で激しい戦闘が続く要衝バフムートの近郊の集落を掌握したと明らかにした。
ワグネルはテレグラムの公式アカウントで、バフムートに隣接したブラホダトネ村を解放して掌握したと述べた。
ブラホダトネは小さな村で、バフムートの北約6キロに位置する。
ワグネルは傭兵が村に入る様子をとらえた写真や動画を投稿した。これにより、バフムートの北東に位置するウクライナ軍に対して、より強い圧力を加えることができると主張している。
CNNはワグネルの主張の信ぴょう性を独自に確認できていない。ロイター通信は29日、ウクライナ軍が前日のブラホダトネへの攻撃を撃退したと報じた。
ワグネルはバフムート近郊のソレダルの掌握も主導した。ウクライナ軍は当初、ワグネルによるソレダル掌握の主張を否定していたが、その後、ソレダルからの撤退を認めていた。