ロシア民間軍事会社、5月中旬までに戦闘員3万人を採用
(CNN) ロシアの民間軍事会社ワグネルのトップ、エフゲニー・プリゴジン氏は18日、5月中旬までに新たに戦闘員約3万人を採用することを計画していると明らかにした。
プリゴジン氏がSNS「テレグラム」に投稿した音声によれば、ワグネルは毎日平均して約500~800人を採用しており、採用人数が1日あたり最大1200人に達することもある。
プリゴジン氏は、今後は採用人数が減少する可能性があるとしながらも、戦闘員の人数が5月中旬までに約3万人増える計画だと述べた。
プリゴジン氏は先に、ワグネルがロシアの42都市で採用を進めていると明らかにしていた。
ワグネルは、スポーツクラブやボクシングジムなどから傭兵(ようへい)を採用するほか、以前に6カ月間の契約を終えた男性の採用にも注力している。ワグネルはまた、少数の外国人の戦闘員も採用している。
CNNはこれより前、ワグネルが1月に刑務所での採用を停止したと報じていた。ワグネルによる囚人の徴集は広く知られており、ワグネルは昨年、最大4万人の戦闘員を採用していた。