倉庫で大規模火災、有毒ガス発生の警告 独ハンブルク
(CNN) ドイツ北部の都市ハンブルクにある倉庫で9日早朝、大規模な火災が発生し、煙に有毒ガスが含まれている恐れがあるとして当局が住民に警戒を呼び掛けた。
SNSに投稿された動画には、倉庫が炎に包まれ、濃い煙が立ち上る様子が映っている。
地元消防当局は 煙に含まれるガスや化学物質は呼吸に影響する恐れがあると指摘。煙は都心部に向かって流れていると警告した。
警察報道官によると、近隣の住民約140人が避難した。地元メディアによれば、住民らは窓やドアを閉めるよう指示を受けた。
火災現場に立ち上る炎と煙/Jonas Walzberg/picture alliance/dpa/Getty Images
同メディアは消防当局者の話として、都心周辺が煙に覆われて完全に暗くなったと伝えた。
今のところ火災の原因は明らかでない。
列車の運行にも影響が出て、ハンブルクと近くの町を結ぶ線が運休、首都ベルリンとの間でも最大90分の遅れが出た。