仏憲法評議会、不人気な年金支給開始年齢引き上げを支持
マクロン政権はかねて改革の必要性について言及。年金制度の財政が向こう数年間の赤字から脱却するには必須の措置だと強調している。
判断が下るのに先駆け、抗議行動が予想されるとしてパリでは警備体制が強化された。
マクロン氏は今週末にも新法を施行する見通し。これにより年金の支給開始年齢は、9月から64歳に引き上げられることになる。
フランス政府は、既に下火となった兆候も見える抗議デモについて、このまま終わりを迎えることを期待しているが、引き続き路上に繰り出すと明言する参加者もいる。
CNNの取材に答えたある参加者は、「結果は予想がついた。別に驚かないし、実際のところたいして気にもしていない。改革が廃止になるまで戦いたいだけだから」と語った。