パキスタンで高校襲撃、教職員8人死亡 宗派絡みの対立か
(CNN) パキスタン北部カイバル・パクトゥンクワ州で4日、銃を持った集団に学校が襲撃され、教職員8人が死亡、2人が負傷した。
事件は現地時間の4日正午ごろ、同地の高校で試験後に発生。地区警察によると、教員5人と職員3人が死亡した。死傷者は全員男性だった。
捜査は現在も続けられており、警察がCNNに語ったところによれば、被害者全員がイスラム教シーア派だったことから、警察は宗派絡みの襲撃だった疑いがあると見ているという。
今回の事件が起きたのは、イスラム教スンニ派とシーア派の対立で知られる地域だった。
パキスタンのアリフ・アルビ大統領は4日、この襲撃を強く非難した。これまでのところ犯行声明は出されていない。