ザポリージャ原発、ダム決壊による問題は「回避可能」

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ダム決壊でドニプロ川の水位が急速に低下している/NurPhoto/Getty Images

ダム決壊でドニプロ川の水位が急速に低下している/NurPhoto/Getty Images

(CNN) ウクライナ南部ヘルソン州ノバカホウカにあるダムが決壊したことを受けて、ウクライナ当局は、ザポリージャ原子力発電所が必要な対応を取れば、ダム決壊による問題を回避できると述べた。

ダムの水はザポリージャ原発でも冷却のために使用されている。ダムは6日に決壊し、住民が避難している。

当局によれば、ウクライナの国営原子力企業「エネルゴアトム」はダムの決壊前に、貯水池の水位が低下した場合に起こり得る影響について検討し、そうした場合の対策を策定していた。

これらの対策を実行して、発電所の全ユニットを停止すれば、水位の低下がザポリージャ原発の安全性に影響を及ぼすことはないとみられるという。

国際原子力機関(IAEA)は6日、ザポリージャ原発の原子炉が何カ月にもわたって停止していたと発表した。同原発は昨年2月にロシアがウクライナに侵攻して以降、ロシア軍によって占領されている。

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