東部ドネツク州で激戦続く、南部で前進と主張 ウクライナ軍
(CNN) ウクライナ軍参謀本部は22日までに、ロシア軍が引き続きリマンやバフムート、アウジーイウカ、マリンカといった地域に重点を置く中、東部ドネツク州で激しい戦闘が続いているとの見解を示した。
参謀本部によれば、これらの地域では過去1日の間に30回を超える交戦が起きた。ロシアが複数の攻勢を仕掛けたものの、不成功に終わったという。
ウクライナ軍参謀本部と南部の統合軍司令官を務めるオレクサンドル・タルナフスキー氏は、ザポリージャ方面やヘルソン方面ではロシア軍は守勢に回り、ウクライナ軍が前進していると述べた。
タルナフスキー氏はSNSテレグラムで南部の町タブリナに触れ、「我が軍は組織的に敵を陣地から駆逐しつつ前進している。防衛軍の成功はすでに明白になっている」と説明。
「(タブリナで過去1日の間に)死傷した敵の規模はほぼ3個中隊に相当する。ウクライナは敵の装備品68個を破壊、損傷させた」としている。
ウクライナ軍第3強襲旅団の指揮官はバフムートの戦況について、ロシア軍は失った陣地の一部を回復しようと試みたものの、不成功に終わったとの見解を示した。