ローマ教皇、ロシアへ特使派遣 和平模索し28、29両日
(CNN) ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は29日までに、ウクライナ紛争の和平達成を仲介する教皇の使節を28、29両日にモスクワへ派遣すると発表した。
バチカンの報道担当部門が声明で述べた。イタリアのボローニャ大司教で同国司教協議会の会長も務めるマッテオ・ズッピ枢機卿が使節団代表となり、バチカン国務省の当局者1人が同行する。
ただ、ロシア訪問でプーチン大統領と会談するのかは伝えられていない。
声明によると、使節派遣の主要な目的は現在の悲劇的な状況への解決策を見いだすことに尽力し、和平達成への道のりの模索に尽力するとした。
教皇は先月下旬、今回の使節団の派遣を発表していた。