ウクライナ・ザポリージャ州の前線は「緊迫」 親ロシア派知事
(CNN) ウクライナ中南部ザポリージャ州の親ロシア派のエフゲニー・バリツキー知事は、前線の状況について、ウクライナ軍が反攻を続け、ゆっくりとだが領土を奪還するなか、緊迫していると述べた。
バリツキー氏はSNS「テレグラム」の公式チャンネルで、ウクライナ軍がロシア軍の陣地に対して毎日攻撃を行っていると述べた。
バリツキー氏は、ウクライナ側が兵力を出し惜しみしていないとし、「大まかな推計」として、ウクライナ軍が「すでに2万人以上の人員を失っている」と主張した。
ウクライナは軍の死傷者についてコメントしていない。CNNはバリツキー氏の主張を独自に確認できていない。
バリツキー氏は人々に冷静でいるよう呼び掛けたほか、ロシア軍の防御は「非常に強力だ」と述べた。