ウクライナへの巡航ミサイル「タウルス」の供与、当面は行わず ドイツ報道
(CNN) ドイツは当面、ウクライナに巡航ミサイル「タウルス」を供与しない方針であることが分かった。ドイツ紙ビルトがドイツ政府やウクライナ政府の情報筋の話として報じた。
ドイツ政府はウクライナの要請を正式に断ったわけではないものの、当面はタウルスを供与しない方針だと伝えたという。
CNNはドイツ国防省にコメントを求めている。
ウクライナの当局者はドイツに自衛のための兵器の提供を求めてきたが、ドイツはロシア領への攻撃に使用される可能性への懸念から、長距離ミサイルの供与には慎重な姿勢を取っている。
ドイツのピストリウス国防相は9月、ビルト紙に対し、ドイツ政府はまだウクライナに長距離ミサイルを供与するかどうか決めていないと説明していた。