民間の建物は「正当な軍事目標」、ハマスが使用しているため イスラエル軍
(CNN) イスラエル国防軍(IDF)は、パレスチナ自治区ガザ地区にある民間の建物を標的としていることについて、建物内にイスラム組織ハマスの本部や物資があるからだと述べた。
イスラエル軍の報道官は11日、記者会見で、テレビやSNSで民間人が使用しているものとよく似ている建物が倒壊するところを見たことがあるかもしれないとしたうえで、「私が言いたいことは、あれは民間の建物ではないということだ。あれは合法的な軍事標的だ。なぜなら、ハマスが使うオフィスや本部、研究開発施設、そのほかの全ての軍事資産は、地上にあるならば、それらは民間の建物にあるからだ」と述べた。
報道官は、ハマスが民間の建物の中に身を隠すことを望んでいるのは、ハマスが「臆病者」だからだと述べた。
オレンジ色はハマスによるロケット弾攻撃、緑色がイスラエルによる空爆、赤色は10月7日から8日にかけて戦闘が起きたと報告された場所/CNN
イスラエル軍は7日以降、ガザに対して攻撃を行っている。イスラエルのネタニヤフ首相はハマスによるイスラエルへの侵入を受けて、ハマスに対する「強力な報復」を約束している。