ウクライナ軍パイロット、F16戦闘機の訓練進む

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F16戦闘機の訓練を受けているウクライナ軍パイロットの「ムーンフィッシュ」/CNN

F16戦闘機の訓練を受けているウクライナ軍パイロットの「ムーンフィッシュ」/CNN

ウクライナ・キーウ(CNN) かつて旧ソ連製の戦闘機「ミグ29」の飛行中隊を指揮していた「ムーンフィッシュ」というコールサインを持つウクライナ軍パイロットは、F16戦闘機について、すでにシミュレーションでの訓練を終え、実機のコクピットで訓練を受けていると述べた。慣れるのには時間がかかったという。

安全上の理由から、ムーンフィッシュはコールサインを使うことを求めた。

「かなり窮屈なコクピットだ」(ムーンフィッシュ)

人間工学はさておき、ムーンフィッシュによれば、機体は航空電子工学の点で進んでいるが、操縦やインターフェースの点では極めてシンプルだという。

「F16は操作性に優れている。攻撃的な飛行をしろと言わんばかりだ」(ムーンフィッシュ)

仮に今ウクライナの手元にF16があったなら、一番の任務はロシアのドローン(無人機)やミサイル攻撃の撃退になるだろうとムーンフィッシュは語った。

「(F16に搭載されている)ソフトウェアは常時更新されている。一方で(ソ連時代に設計された)ミグ29やスホイ27のソフトウェア(のシステム)は、機体が開発された1980年代のままだ。当時ドローンはSFの世界にしか存在しなかった。つまり、当時は誰もドローンが深刻な脅威になり、戦闘機に撃墜されることになるだろうとは考えていなかった」

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