トラック61台分の支援物資、ガザ北部に 国連発表
(CNN) イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止合意に基づき、パレスチナ自治区ガザ地区北部に25日、トラック61台分の支援物資が搬入された。
国連によると、先月7日にハマスがイスラエルを攻撃して軍事衝突が始まってから、ガザ地区北部に到達したトラックの数としては最も多い。
戦闘休止は24日から履行されている。国連人道問題調整事務所(OCHA)によると、2日目の25日は、イスラエルが占拠したガザ市のシファ病院からの退避用に、救急車11台とバス3台、平台トラック1台も派遣された。
この日はトラック200台がイスラエルからエジプト国境を越え、午後7時までに187台がガザ地区に入った。
燃料12万9000リットルも同地区に運び込まれた。
パレスチナ赤新月社(PRCS)も、25日にエジプト赤十字から187台のトラックが引き渡され、先月7日以降で最大規模の車列をガザ市とガザ地区北部に送り込んだと発表した。
車列に積載されたのは、ガザ地区とエジプトの境界にあるラファ検問所を通過した食料や水、医薬品など。ガザ地区南部にあるPRCSの倉庫からも物資が運び出され、無事に搬送された。
PRCSによると、ラファ検問所が再開した先月21日以降、これまでにガザ地区に入った支援物資のトラックは計1946台になった。