ガザ空爆で殺害された3歳の孫娘 「いつも笑っていたのに」祖父が涙
(CNN) イスラエルとハマスの戦闘休止が続く間、パレスチナ自治区ガザ地区では住民の多くが自宅へ戻り、持ち物や、場合によっては家族の遺体を収容している。
CNNは、破壊された自宅に戻った男性を取材した。この男性、カレド・ナブハンさんは、空爆で命を落とした3歳の孫娘にキスして別れを告げる映像が先週SNSに投稿され、世界中で拡散した。
映像の中のナブハンさんは、リームちゃんの小さな体を優しく揺すって目を開けさせようとした。リームちゃんはまるで眠っているようだった。
「いつも私が頬や鼻にキスすると、孫娘はクスクス笑っていた」。CNNの取材にナブハンさんはそう振り返った。「私がキスしても、あの子は目を覚まさなかった」
リームちゃんは先週、5歳の兄のタレク君と共に殺害された。2人がガザ南部の自宅で就寝中、近くにあるヌスラット難民キャンプが空爆されて、一家の自宅も倒壊した。