米国、イスラエルへの爆弾輸送を一時停止 ラファ侵攻を懸念
(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区ラファへの地上侵攻を予告しているイスラエルに対し、米国が爆弾の輸送を一時停止したことが、米当局者の話で分かった。
同当局者によると、米国は先週、重量2000ポンド(約910キロ)の爆弾1800発と、500ポンド(約230キロ)の爆弾1700発の輸送を中止した。特に2000ポンド爆弾は、都市部に使用された場合の被害が強く懸念されるという。
CNNは先週末、米国がイスラエル向けの爆弾の輸送を少なくとも1回保留したと伝えたが、その理由は不明だった。
イスラエル当局は数週間前から、ラファ侵攻を強行する構えを示してきた。これに対してバイデン米政権は、ラファに避難している民間人を保護し、人道危機の拡大を回避するための計画を示すよう求めている。