ガザに堆積の廃棄物33万トン以上、深刻な健康被害も懸念 国連

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戦禍のガザでは大量のごみが放置され、環境汚染や健康被害のリスクが深刻化している/Jehad Alshrafi/Anadolu/Getty Images/File

戦禍のガザでは大量のごみが放置され、環境汚染や健康被害のリスクが深刻化している/Jehad Alshrafi/Anadolu/Getty Images/File

(CNN) 国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は15日までに、パレスチナ自治区ガザ地区全域の人口密集地内やその近くに堆積(たいせき)している廃棄物は33万トン以上に達すると報告した。

今月8日時点での量とし、これら廃棄物は壊滅的な環境汚染や健康被害のリスクをもたらしているとし、「子どもたちは毎日、このくずの中をあさる生活を送っている」と指摘した。

その上で、ガザに人間の生活環境を取り戻すのには戦闘休止が必要不可欠だと改めて主張した。

国連の人道支援担当責任者は先に、戦闘が依然続き、停戦交渉が難航する中でガザの住民の100万人以上が来月までに飢餓に陥る可能性があると警告していた。

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