ベラルーシ、テロ罪のドイツ人男性に死刑判決

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ドイツ赤十字(DRK)の職員リコ・クリーガー氏/From LinkedIn

ドイツ赤十字(DRK)の職員リコ・クリーガー氏/From LinkedIn

(CNN) ベラルーシの人権団体「ビアスナ」によると、同国でテロ行為や「傭兵(ようへい)活動」の罪に問われたドイツ人男性のリコ・クリーガー氏(29)が先月、死刑を言い渡された。

ビアスナが19日に発表したところによると、男性はドイツ赤十字(DRK)の職員。ビジネス向けSNS「リンクトイン」によると、DRKには救急医療技術者として勤務し、独ベルリンの米大使館で武装警備員を務めた経歴を持つ。

傭兵活動、スパイ活動、テロ行為、銃や爆発物に関する違法行為のほか、過激派部隊を設立し、車や通信回線を故意に破損させた罪に問われた。

さらに当局の意思決定に影響を及ぼし、市民を威嚇し、治安を乱す目的で爆発を起こした罪でも有罪になった。

犯行に至った経緯や時期は明らかでない。

ドイツ外務省の報道官は、在ベラルーシ大使館と協力して男性に支援を提供していると述べ、ドイツが死刑制度を廃止し、世界に全廃を呼び掛けていることを強調した。

ベラルーシ外務省の報道官はドイツ側と連絡を取っていることを認め、男性をめぐる懸念に理解を示した。

DRKはドイツのCNN提携局に、男性が勤務していたことを認める一方、外国滞在はDRKでの業務とは無関係だと述べた。

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