日米韓防衛相会談、東京で開催 在日米軍の機能強化を発表へ

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アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)で演説するオースティン米国防長官=6月、シンガポール/Edgar Su/Reuters

アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)で演説するオースティン米国防長官=6月、シンガポール/Edgar Su/Reuters

(CNN) オースティン米国防長官と木原稔防衛相、韓国の申源湜(シンウォンシク)国防相が28日、東京で会談する。日米韓の防衛相会談は15年ぶり。

バイデン米大統領は昨年8月、米ワシントン近郊の大統領専用山荘「キャンプデービッド」で岸田文雄首相、韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領と初の3首脳会談を開いた。岸田氏はその後、日米韓の首相や外相、防衛相らの協議を毎年開催するとの方針を発表していた。

米国防当局の高官は、キャンプデービッドでの会談以降、日米韓の間ではミサイル情報の即時共有や共同訓練の計画策定など、大きな進展があったと指摘する。

同高官によると、日本の自衛隊を一元的に指揮する統合作戦司令部(JJOC)の創設を受け、オースティン氏は28日の会談で、在日米軍司令部(USFJ)の機能を強化し、新たに「統合軍司令部」とする方針を発表する見通し。詳細は米インド太平洋軍司令部が主導する作業部会で詰める。

USFJは現在、インド太平洋軍の指揮下にある。同高官は、USFJに独自の作戦指揮権を持たせることにより、自衛隊との間で指揮統制の連携を強化できると説明した。

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