イスラエル軍、「イスラム聖戦」指揮官を殺害 ヨルダン川西岸攻撃続行
(CNN) イスラエル軍は29日、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区のモスク(イスラム教礼拝所)で銃撃戦があり、パレスチナの武装組織「イスラム聖戦」の指揮官など戦闘員5人を殺害したと発表した。
イスラエルが占領するヨルダン川西岸では、イスラエル軍が28日から大規模攻撃を開始。イスラエル外相は、ガザ方式の作戦を西岸で実施して「イスラム・イランのテロインフラ」を根絶やしにすると宣言していた。
イスラエル軍は29日未明も急襲を続行。ヨルダン川西岸トルカレムにあるモスク内部と周辺の銃撃戦で、イスラム聖戦のムハンマド・ジャバー(別名アブ・シュジャア)指揮官など5人を殺害したと発表した。
ジャバー指揮官は6月にヨルダン川西岸のカルキリヤでイスラエルの民間人1人が殺害された銃撃事件を含め、多数のテロ攻撃に関与したとしている。
イスラム聖戦は29日、ジャバー指揮官の死亡を発表した。