ロシア、ウクライナ南部で故意に民間人をドローン攻撃 住民証言

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
砲撃で負傷したタチアナ・ヤコブレワさん/Tetyana Yakovleva

砲撃で負傷したタチアナ・ヤコブレワさん/Tetyana Yakovleva

対処は困難

ドローンはその攻撃の頻度と機体の小ささでウクライナ軍による阻止を困難にしている。また、ドローンは高速で移動するため、標的とされた民間人が逃げるのはほぼ不可能だ。

米シンクタンクの戦争研究所(ISW)は、今年7月中旬ごろにヘルソン地域へのドローン攻撃が著しく増加したことを発見した。これは7月初めにウクライナ軍がロシア占領下にあるドニプロ川東岸のクリンキー村の陣地から撤退し始めた時期と一致する。

ロシア軍は標的をクリンキーのウクライナ軍からヘルソンのドニプロ川西岸の広い地域へ切り替えた可能性があるという。

アナリストらは、ロシア軍が多数のドローンを配備している理由はいくつかあるもののその一つは、攻撃を継続していることを示し、他の戦線に移動させられるのを避けるためだと指摘する。また、新しいドローンを試しているとの見方も示す。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「ロシア」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]