キャサリン妃、今年もクリスマスキャロルコンサートを主催へ
(CNN) 英ケンジントン宮殿は、キャサリン妃が12月6日に毎年恒例のクリスマスキャロルコンサートを主催し、「特に人生で最も困難な時期に、私たちがどれだけお互いを必要としているか」に焦点を当てると発表した。
キャサリン妃がウェストミンスター寺院で「トゥギャザー・アット・クリスマス」を開催するのは4回目。コンサートの様子はクリスマスイブに英国で放送される。
キャサリン妃は2021年にこの催しを始めた。新型コロナのパンデミック(世界的大流行)の影響を意識し、スコットランドのシンガーソングライター、トム・ウォーカーさんとともに「For Those Who Can’t Be Here(原題)」のピアノ演奏を披露。英国の視聴者を驚かせた。
ケンジントン宮殿の声明によると、ウィリアム皇太子とキャサリン妃が手がける王立財団の慈善事業と連携した今年のコンサートは、「地域社会の人々に愛、優しさ、共感を示してきた英国全土の人々に光を当てる」。
コンサートに出席したウィリアム皇太子一家=2023年12月8日/Aaron Chown/Getty Images
当日は、困っている人々を支援する活動に対し名前が挙がった約1600人が王室メンバーや著名人とともに参加する。
キャサリン妃は9月にがんの治療を終え、段階的に公務を再開すると発表。10月にはウィリアム皇太子に同行してイングランド北西部サウスポートを訪問し、7月に刃物で襲われ亡くなった3人の子どもの遺族と面会した。