ケーブルカーが到着駅に衝突、8人負傷 欧州で人気の仏スキー場

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シム・ド・カロン山のケーブルカー/Schoening/imageBROKER/Shutterstock

シム・ド・カロン山のケーブルカー/Schoening/imageBROKER/Shutterstock

(CNN) フランス・サボア県のスキー場バル・トランスで19日、標高3000メートルを超える高さでケーブルカーが到着駅に激突し、8人が負傷した。地元当局が明らかにした。

県の声明によると、ケーブルカーは悪天候の中、建設作業員をシム・ド・カロン山に運んでいたところ、「到着駅に衝突」した。

この事故で2人が重傷、6人が軽傷を負った。

消防隊と救助隊の要員120人以上が事故の対応にあたった。地方検察は捜査を開始したという。

バル・トランスではスキーシーズンを前に工事が行われていた。同スキー場は23日にオープンする予定。

スキー場はSNSで「ケーブルカーは高所での工事に作業員を輸送するため建設モードだった。この操作モードは一部手動であり、シーズン中にスキーヤーを運ぶために使用する完全自動モードとは大きく異なる」と説明した。

バル・トランスは欧州で特に人気のあるスキー場の一つ。欧州で最も標高の高いスキー場で、ゲレンデの全長は600キロに及ぶ。

事故が発生したシム・ド・カロン山の標高は約3200メートル。

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