ブラジル前大統領、腹部の痛みで入院 以前選挙中に刺されて負傷

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救急車で病院に到着したボルソナーロ前大統領=11日/Magnus Nascimento/AFP/Getty Images

救急車で病院に到着したボルソナーロ前大統領=11日/Magnus Nascimento/AFP/Getty Images

(CNN) 南米ブラジルのボルソナーロ前大統領(70)が激しい腹部の痛みのため入院した。ボルソナーロ氏は7年前の選挙運動中に刃物で襲われ腹部を負傷していた。

痛みの原因は「小腸の合併症」であり、2018年の刺傷事件後に複数回受けた手術が影響しているという。ボルソナーロ氏が11日にSNSへの投稿で明かした。

同氏は、さらなる手術や治療のために首都ブラジリアへの転院する可能性が高いとも述べた。

ボルソナーロ氏は自身の状態について「安定しており、発熱もない」と説明。医療スタッフや「祈りやメッセージ、愛情を寄せてくれたすべてのブラジル国民」に感謝の意を示した。

ボルソナーロ氏は18年、政治集会で刺されるという注目を集めた事件から数カ月後、大統領に選出された。以降、この負傷の影響により、複数回にわたって入退院を繰り返している。

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