世界の汚職度、北朝鮮など最悪 日本は?
昨年に比べて最も大きな改善がみられたのはミャンマーで、下から5番目だった順位が下から19番目まで上昇した。同国では軍事政権に代わる文民政府の成立によって民主化が進み、昨年末に腐敗防止の国際条約に批准。今年7月には汚職防止法案が議会を通過したが、これはまだ施行されていない。
ギリシャは昨年に比べて4ポイント上昇したものの、世界全体で80位、欧州連合(EU)加盟国中では最下位にとどまった。
英国は昨年より2ポイント高い76で、17位から14位に躍進。米国は昨年と変わらず、73ポイントで19位だった。日本のポイントも昨年と同じ74だが、順位は17位から18位に下がった。