世界の汚職度、北朝鮮など最悪 日本は?
(CNN) 汚職を監視するドイツの民間団体「トランスペアレンシー・インターナショナル」は3日、世界各国の汚職の状況を専門家や実業界の意見に基づいてまとめた最新のランキングを発表した。最も汚職が多いとみられているのはアフガニスタン、北朝鮮、ソマリアの3カ国だった。
同団体は政党や警察、司法組織など公的機関での汚職の横行が最もひどい状況をゼロ、最も清潔な状況を100として指数を算出し、毎年同様のランキングを発表している。今年は世界177カ国・地域のうち、3分の2以上が50ポイントを下回った。
ポイントが最も高かったのはデンマークとニュージーランドの91で、最下位のアフガンと北朝鮮、ソマリアはいずれも8ポイントだった。
内戦の続くシリアでは汚職が深刻化しているとみられる。指数を昨年より9ポイント下げ、144位から168位に転落した。リビア、スペイン、オーストラリアなどもポイントが大幅に下落した。