「美食」フランスでバーガー人気、バゲットの消費減退
(CNN) 食文化を誇るフランスのコンサルティング企業は15日までに、同国内で2013年に売られたサンドイッチのうち「ハンバーガー」が45%以上を記録したとの調査結果を明らかにした。英紙テレグラフが報じた。
「美食の国」として知られるフランスでは、バーガー人気が近年、着実に増大。同企業「Gira Conseil」によると、2000年の同様調査ではサンドイッチの販売個数のうちバーガーは9個に1個に過ぎなかった。
伝統的なパン「バゲット」の消費量も減少傾向にあるという。
同紙は、バーガーの消費拡大の背景には1975年に1時間半だった昼食時間が現在は短縮されて30分間が普通となった社会現象があるとの一般的な見方を紹介。また、フランス人の米国文化などへの絶えない関心も影響していると分析した。