IMF、ロシアの成長予想を下方修正 日本も引き下げ
先進国の中では日本が1.4%と、前回から0.3ポイント下方修正された。
安倍政権が進める経済政策「アベノミクス」が勢いを失いつつあるとも指摘されるなか、IMFは「インフレ目標と持続的な高成長を達成するためには、アベノミクスの3本目の矢となる構造改革や2015年以降の財政再建を実行することが不可欠」との認識を示した。
世界全体の成長率は3.6%と、1月時点に比べ0.1ポイントの下方修正にとどまった。
ブラジルと南アフリカの成長率は前回から0.5ポイント引き下げ、それぞれ1.8%、2.3%と予想している。