10月の米消費者信頼感指数は低下、7月以降で最低に

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レストラン前に掲示された求人広告=8月17日、米カリフォルニア州ロサンゼルス/Frederic J. Brown/AFP/Getty Images

レストラン前に掲示された求人広告=8月17日、米カリフォルニア州ロサンゼルス/Frederic J. Brown/AFP/Getty Images

ミネアポリス(CNN Business) 米民間調査機関コンファレンスボードが25日に発表した10月の米消費者信頼感指数(CCI)は102.5と、市場予想を下回り、7月以降で最低になった。

先月のCCIは107.8で、エコノミストらによる今月の予想は106.5だった。

CCIが100を超えた場合、消費者は今後の経済を楽観視していることが分かる。2020年には132.6に上っていた。

一方、米経済をけん引する個人消費支出(PCE)は新型コロナウイルス感染症のパンデミック(世界的大流行)が始まってから、ロックダウン(都市封鎖)中の買い物や規制解除後の旅行、外食を反映して上昇を続けている。

ただし、世界的な需給のアンバランスで米国も数十年ぶりのインフレが起き、これを抑えるために連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを繰り返してきた。その結果、借り入れコストが上昇して家計を圧迫し、一部で支出を控える動きも出始めている。

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