ドクターペッパーのアイスクリーム登場 米

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ブルーベルとドクターペッパーが新しいアイスクリームの風味を生み出した/From Blue Bell Creameries

ブルーベルとドクターペッパーが新しいアイスクリームの風味を生み出した/From Blue Bell Creameries

ニューヨーク(CNN) 米炭酸飲料ドクターペッパーは米乳製品メーカーのブルーベル・クリーマリーズと組み、バニラアイスとドクターペッパー風味のシャーベットを組み合わせたアイスクリーム「ドクターペッパー・フロート」を発売する。ブルーベル製品を扱う米国の店舗で18日から、2種類のサイズを入手できるようになるという。

ブルーベルの販売・マーケティング担当幹部、ジミー・ローホーン氏は声明で「ブルーベルアイスの上にドクターペッパーをかけることで、最高のアイスクリームフロートが生まれる。この人気のごちそうにひねりを加えて、我々の独自のバージョンを作ろうと考えた」と述べた。

ドクターペッパーとブルーベルは両社ともテキサス州にルーツを持つ。

ドクターペッパーは1885年、19世紀に相次ぎ誕生した新興炭酸飲料企業の先陣を切ってテキサス州ウェーコで創業した。20世後半に一躍有名になり、炭酸飲料業界の形成に一役買う一方、異端的との評判も培った。

ドクターペッパーはかねて、コカ・コーラやペプシに代わる一風変わった飲み物として成功を収めてきた。NIQによる小売店やコンビニの調査によると、ドクターペッパーを主力ブランドとするキューリグ・ドクターペッパー(KDP)はコカ・コーラやペプシコとともに、370億ドル(約5兆2000億円)規模の米国市場で3大炭酸飲料企業の一角を占める。

一方、ブルーベルは1807年にテキサス州ブレナムで創業。周辺農場の余剰クリームからバターを製造する実業家らが設立した。当初の社名はブレナム・クリーマリー・カンパニーだったが、1930年にブルーベルに改称し、58年にはアイスクリームの製品ラインを拡充した。

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