米ホットドッグ早食い、チェスナットさん8連覇 女性部門は須藤美貴さん初優勝
ニューヨーク(CNN) 毎年、米独立記念日に開催される世界で最も有名なホットドッグ早食い大会「第98回ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権」が4日、ニューヨークのコニーアイランドで行われ、現チャンピオンのジョーイ・チェスナットさん(30)が61個のホットドッグを食べ、8連覇を達成した。
大会当日はあいにくの雨だったが、チェスナットさんは傘を差した多くの観客が見守る中、10分間に61個のホットドッグを平らげ、最大のライバルであるマシュー・ストニーさんを退け、優勝した。ストニーさんは56個を食べ、2位だった。
実はチェスナットさん、大会前に交際3年のガールフレンドにプロポーズをしていた。ガールフレンドはチェスナットさんを抱きしめ、プロポーズを快諾。チェスナットさんの8連覇を強力に後押しした。
しかし、チェスナットさん自身が昨年樹立した10分間に69個という世界記録には及ばなかった。
チェスナットさんはインタビューで「今日はホットドッグの(胃袋に入っていく)スピードが遅かった。この天気ですべてがスローダウンした」と述べ、「自分のリズムで食べられなかった」と付け加えた。
また女性部門は、須藤美貴さん(28)が10分間で34個を食べ、前回優勝のソーニャ・トマスさんを破り、初優勝した。