トランプ米大統領、自身のゴルフ場で結婚式に飛び入り
ワシントン(CNN) 米国のトランプ大統領が、ニュージャージー州の自身のゴルフクラブでプレー中に結婚式を挙げているグループに飛び入りし、参加者たちとあいさつを交わす出来事があった。
5日のこの日は、トランプ大統領の計17日間に及ぶ長期夏休みの1日目。トランプ大統領はこの期間を、休みの間も仕事をこなす「ワーキングバケーション」と位置付けている。
ゴルフカートでコースを移動していたトランプ大統領は、結婚式が行われているのを見つけるとカートを降り、参加者に歩み寄って声をかけ、記念写真を撮るなどした。
ソーシャルメディアに投稿された動画に映る同大統領は、ゴルフウェアに「メイク・アメリカ・グレート・アゲイン(米国をもう一度偉大にしよう)」の文字が入った赤い帽子という出で立ち。親指を立てて、参加者と気軽に言葉を交わしている。
同日の夕方、トランプ大統領はツイッターでワシントンを離れている理由を説明。「ニュージャージー州のベッドミンスターで仕事をしているのは、前々から計画されていた工事がホワイトハウスで行われているからだ。これは休暇ではない。会議もあれば電話での打ち合わせもある」と強調した。
ホワイトハウスでは今週、新しい冷暖房設備が取り付けられることになっている。工事はトランプ大統領らがニュージャージー州に向かったすぐ後の4日午後に始まった。
トランプ大統領が結婚式に飛び入りするのは今回が初めてではない。6月に同じゴルフクラブに滞在したときにも、結婚披露宴に飛び入り参加し、新郎新婦と並んで写真に収まった。