最後のゾウが安楽死処分に、健康状態悪化で 米加州の動物園

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サンタバーバラ動物園で飼育されていたゾウの最後の1頭が健康状態の悪化のために安楽死処分となった/AP

サンタバーバラ動物園で飼育されていたゾウの最後の1頭が健康状態の悪化のために安楽死処分となった/AP

(CNN) 米カリフォルニア州のサンタバーバラ動物園で飼育されていたゾウのうち最後に残った1頭が、健康状態の悪化により安楽死処分された。

ゾウの「リトル・マック」は48歳だった。サンタバーバラ動物園がウェブサイト上で発表したところによると、園内の屋外展示場で25日、長年世話をしてきた飼育員らに囲まれて息を引き取った。

動物園の責任者によると、リトル・マックは健康状態が急激に悪化し、数日前から緩和ケアを受けていた。スタッフらは回復に期待をかけていたが、体調の悪い日が圧倒的に多くなってしまったという。

加齢にともなう症状に加えて胃腸の症状や体重減少、活動レベルの低下、食欲不振がみられ、慢性のリウマチも抱えていた。

動物園によれば、同園のスペースは現行の規則でゾウの飼育に必要とされる広さを大幅に下回っているため、リトル・マックを最後にゾウの展示は中止される。

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