フロントガラス突き破った鉄骨、ハンドルが止めて無事 米男性
(CNN) 米ミシガン州でこのほど、トラックから鉄骨が落下して後ろを走っていた車のフロントガラスを突き破ったものの、ハンドルが鉄骨を止めたことで運転手が無傷で済む出来事があった。
ジョニー・ローさんが自動車部品を受け取るためにトラックを運転していた際、前方を走っていた平床式トラックから鉄骨が落下して、ローさんのトラックに衝突した。
ローさんは2車線の幹線道路を走行していたが、前方を走っていたトラックが突然車線を変えたという。
ローさんはCNNの取材に対し、「何かがトラックから飛び出したのが見えた」と話し、木材かと思ったが、大きな鉄のかたまりだったと述べた。
鉄骨がフロントガラスを突き破り、ガラスが飛び散るなか、ローさんは衝撃に備えた。
しかし、奇跡的にも、鉄骨はハンドルにさえぎられ、ローさんにぶつかることはなかった。
ローさんは車を止め、警察に通報し、上司に報告すると、写真を撮り始めた。その時になって初めて、ことの重大さに気付いたという。ローさんは「信じられなかった。生きているのが信じられなかった」と振り返った。