絶滅危惧種のコビトカバの赤ちゃんが誕生 英動物園

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絶滅危惧種のコビトカバが誕生 英エディンバラ動物園

(CNN) 絶滅の恐れがあるコビトカバの赤ちゃんがこのほど、英エディンバラの動物園で誕生した。この雌のコビトカバは、いかにもスコットランド風に「ハギス」と名付けられた。

リベリアなど西アフリカの森林や沼地にコビトカバは生息しているが、国際自然保護連合(IUCN)によれば、現在野生で生息しているコビトカバの数はわずか2500匹にとどまるとみられている。

こうしたことからエディンバラ動物園で10月にコビトカバの赤ちゃんが誕生したことは大きな興奮を持って迎えられた。

カバの施設は一時的に閉鎖されている。動物園はX(旧ツイッター)に投稿した赤ちゃんの動画とともに、「専門家の飼育係が、この敏感な時期に母親と赤ちゃんを見守るため」と説明している。

ハギスは10月30日に「オットー」と「グロリア」の両親から誕生した。オットーとグロリアは2021年に誕生した「アマラ」の親でもある。アマラは昨年、絶滅危惧の動物の種の保存に向けた欧州でのプログラムのためにロンドンの動物園に移されていた。

エディンバラ動物園の職員はネットで公開した声明で、ハギスについて、これまでのところとても順調で、その個性がすでに輝き始めているのを目撃するのは驚くべきことだと述べた。

コビトカバの赤ちゃんといえば、タイの動物園の「ムーデン」も今年、SNSなどで話題になっていた。

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