宇宙から帰還のNASA飛行士、地球への再順応の苦労語る 「座るのがきつい」
会見にはドミニク氏とNASAの同僚2人、マイケル・バラット氏とジャネット・エップス氏が臨んで質問に答えた。4人目の乗組員だったロシア宇宙機関ロスコスモスのアレクサンダー・グレベンキン氏は、「移動のスケジュールを理由に不参加」だった。NASAが報道向けの発表で明らかにした。
エップス氏は地球帰還後に感じる重力や物の重さに驚いているとし、日々運動することで地球の生活に再び順応しようとしていると述べた。
バラット氏、ドミニク氏、エップス氏、グレベンキン氏の4人は235日間を宇宙で過ごした後、先月25日にクルードラゴンで米フロリダ州の沿岸に着水した。
NASAによると大気圏突入と着水は予定通りに行われており、夜間着水の様子を捉えたライブ配信映像では4人が笑顔で手を振りながら回収船に乗り込む姿も映っていた。