中国サッカー、海外スターが続々集結 強豪国への躍進狙う
「ブラジル、欧州、南米などから多くの優秀な選手が中国にやってきた」と語るのは、上海SIPGのゼネラル・マネジャー、スイ・グオヤン氏だ。
「海外選手の加入でリーグ全体のレベルが上がった。海外のより優秀な選手を招けば、中国人選手のレベルはさらに上がる」(グオヤン氏)
実際、中国にやってくる外国人選手の数は、ここ1、2年で急増しており、上海SIPGにもガーナ代表の主将を務めるアサモア・ギャン選手や、ブラジルのトップリーグで活躍したブラジル人MFエウケソン選手らが加入した。
2011年から中国でプレーするアルゼンチン出身のMFダリオ・コンカ選手は「中国でプレーすることは新たな挑戦であり、大変いいオファーをもらった」と述べ、「中国行きを決断して本当に良かったと思っている」と付け加えた。
選手が幸福を感じるのは報酬を受け取る時だろう。コンカ選手の年俸は1100万ドルといわれる。またコンカ選手のチームメートであるギャン選手は週給30万ドルと言われ、選手の年収ランキングで世界のトップ10に名を連ねる。