アルゼンチン代表、メッシ引退なら2年間で25億円減収も
ブエノスアイレス(CNNMoney) 先ごろ行われたサッカー・南米選手権の決勝で敗れたあと、アルゼンチン代表からの引退を示唆したリオネル・メッシ選手(29)。世界最高とのほまれ高い同選手の引退により、代表チームは経済的にも大きな痛手を受けそうだ。
国際サッカー連盟(FIFA)で代表チーム同士の試合のマッチングに携わるギジェルモ・トフォニ氏は「メッシ選手がアルゼンチン代表に復帰しなかった場合、2018年のワールドカップ(W杯)までにアルゼンチンサッカー協会(AFA)の収入は2000万〜2500万ドル(約20億〜25億円)減少する可能性がある。もしかするとそれ以上になるかも知れない」と語る。
トフォニ氏によれば、メッシ選手の引退宣言後、イタリアやスペイン、中国から契約金について再交渉を求める連絡が入っているという。
また、ロシアは来年7月の親善試合の契約金を100万ドル値下げするよう求めているという。
アルゼンチン代表はこれまで、メッシ選手の出場する親善試合では最高で200万ドルを受け取っていた。