ワクチン接種会場で生演奏、音楽家支援の側面も 米NY市
演奏は、ジャズからクラシック、ブロードウェーのヒット曲、ゴスペルなど多岐にわたる。
新型コロナウイルスの流行によって、医療の不平等や食料不安のほか、自宅でリモートワークできるホワイトカラーとそのほかの人々との分断の拡大があらわになった。
芸術の分野も大きな打撃を受けた。
非営利団体の「アメリカンズ・フォー・ザ・アーツ」によれば、全米の非営利の芸術や文化の団体が被った経済的損失は、コンサートや演劇、そのほかのライブパフォーマンスができなくなったことで、160億ドル(約1兆7500億円)に達したという。同団体の広報によれば、2020年夏までにアーティストや制作に携わる人のうち63%が失業を経験した。全米の失業率がピークに達したのは昨年4月で14.8%だった。